「Bright Data(ブライトデータ)のプロキシサービスが気になる…」
「Bright Dataの使い方について日本語で知りたい!」
今回は、Bright Data(ブライトデータ)でできることや導入のメリット、料金、使い方について画像付きで解説します。
ちなみに、元々Luminati(ルミナティ)というサービス名でしたが、最近名称変更が行われました。
プロキシを使ったデータ収集業務を効率化したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- Bright Data(旧Luminati)は大企業への導入実績が多数あり、個人でも利用できる信頼性の高いプロキシサービス
- Bright Dataを使用すれば、データ収集のBAN回避やノーコードのスクレイピングができる
- 現地の担当者(日本人)にサポートしてもらいながら、導入の手続きを進められる
- 料金プランには従量課金制とサブスクリプション制の2種類あり、どちらが安いかは場合による(要相談)
- 7日間の無料トライアル・$50の残高入金ボーナスもあるため、まずは試しに始めてみよう!
また担当者の方のご厚意で、無料トライアルで使える$50の入金ボーナスを用意してもらってるので、ぜひ使ってくださいね。
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Bright Data(ブライトデータ)とは
Bright Data(ブライトデータ)とは、世界中のさまざまなIPアドレスをネットワーク化した最先端のデータセンターであり、プロキシサービスを提供しています。
下記の実績があるため、Bright Data(ブライトデータ)は、信頼性の高いサービスであることがわかります。
- 世界中で15,000社以上の顧客数
- 特許取得数は2,000件以上
- 「Fortune 500」に選定された企業・学術機関・NGO・中小企業が利用している実績あり
など
また、ビジネスパートナーは、下記のように多数あります。
- Multilogin
- Insomniac Browser
- Kameleo
- Octoparse
- Helium Scraper
- WebHarvy
- WhiteHatBox
- SaleFreaks
このように、Bright Data(ブライトデータ)は実績やビジネスパートナーが数多くあるため、安心したツールであるといえます。
補足: プロキシの仕組み
プロキシとは、英語で「proxy」と記され、日本語では「代理」「中継」を意味します。
そして、プロキシサーバーには、インターネットにアクセスするときに、ネットワークの内部と外部をつなぐ役割があります。
プロキシを利用するメリットは、下記のとおりです。
- サーバーやネットワークの負荷を分散・軽減できる
- キャッシュ機能により、Webサイトの表示が高速化できる
- プロキシサーバーのIPアドレスを使用するため、匿名でアクセス可能
- プロキシ上のログによりセキュリティ対策を実施できる
なお、Bright Data(ブライトデータ)では、プロキシの機能だけではなく、ノーコードで情報を収集できる機能もあります。
Bright Data(ブライトデータ)でできること
ここでは、Bright Data(ブライトデータ)で実現できることについて詳しく紹介します。
データ収集(スクレイピング)のBAN回避

Bright Data(ブライトデータ)では、データ収集(スクレイピング)を行う際のBAN回避として役立てることができます。
競合会社などは、セキュリティリスクなどの観点から、データ収集を行う企業に対して警戒心を抱いている可能性があります。
同一のIPアドレスの接続回数が多い場合、そのIPアドレスを使用したアクセスをブロックされることもあります。
そのため、IPアドレスを1つしか保有していない場合、データ収集を行いたいサイトにアクセスすることができなくなります。
しかし、Bright Data(ブライトデータ)では、複数のIPアドレスを利用できるため、データ収集(スクレイピング)のBAN回避の役割を担うことが可能です。
幅広い業種の競合調査

Bright Data(ブライトデータ)を使用すれば、幅広い業種の競合に関するデータ収集を短時間で行うことができます。
例えば、Bright Data(ブライトデータ)は、下記のような業種のデータ収集に役立ちます。
- 金融
- 小売
- トラベル
- ソーシャルメディア
- サイバーセキュリティ
- アドテック
Bright Data(ブライトデータ)では、ノーコードで簡単にデータ収集できるため、時間やコストなどのリソースを削減できます。
また、100種類以上のデータ収集テンプレートを用意しているため、自分のニーズにあったコレクターを構築することが可能です。
さらに、Bright Data(ブライトデータ)では、アクセスが困難なWebサイトでも対応できる技術を保有しているのが特徴です。
このように、Bright Data(ブライトデータ)は高い技術で、幅広い業種のデータを収集できるため、競合調査に役立てることができます。
複数アカウントの運用

Bright Data(ブライトデータ)では、複数アカウントの運用ができます。
Webサイトのデータ収集を同一IPアドレスを利用して行っていると、対象サイトからブロックされるのはよくあることです。
そこで、Bright Data(ブライトデータ)のレジデンシャルプロキシを使用すれば、BOT判定を受けず、オーナーがアカウントにアクセスしているように見せかけることができます。
なお、レジデンシャルプロキシとは、商用目的でインターネットサービスプロバイダから直接リース、もしくは購入したIPアドレスのことです。
このIPアドレスにより、ユーザーのリクエストは、オーナーからのリクエストとしてみなされ、感知されることを防止することができます。
Bright Data(ブライトデータ)導入のメリット
ここでは、Bright Data(ブライトデータ)を導入するメリットについて詳しく紹介します。
導入のコスパが高い

スクレイピング技術は、プログラミングを行い、自分で構築する方も少なくありません。
しかし、Bright Data(ブライトデータ)であれば、API機能が充実しており、ノーコードで欲しいデータを簡単に取得することが可能です。
料金プランでは、従量課金制も採用しているため、導入のコストパフォーマンスの高さが魅力といえます。
安全性が高い

Bright Data(ブライトデータ)には、下記のようなセキュリティ対策がなされています。
- IPアドレスを追跡させない仕組みを構築している
- HTTPSによる通信の安全対策を行っている
- 24時間年中無休のグローバルサポート
など
このように、Bright Data(ブライトデータ)では、さまざまなセキュリティ対策を実施しているため、安心して利用できます。
Bright Data(ブライトデータ)の安全性に関して、詳しく知りたい方は、下記の記事を参照ください。
現地(日本人)の担当者がつく

Bright Data(ブライトデータ)に登録すれば、現地の担当者がつくというメリットがあります。
例えば、日本人が登録すれば、日本人の担当者がつき、疑問点や不明点をサポートしてもらうことが可能です。
現地の担当者がつくのは、他のプロキシサービスにはないため、サポート体制を重視している方は、Bright Data(ブライトデータ)の導入がおすすめといえます。
Bright Data(ブライトデータ)の料金一覧

Bright Data(ブライトデータ)には、従量課金制とサブスクリプション制の2種類の支払い方法があります。
また、料金プランは大きく「Proxy Infrastructure(プロキシインフラストラクチャー)」と「Data Collection(データ収集)」に分類されます。
カテゴリごとに、さらにプランがわかれるため、公式サイトをきちんと確認するのがおすすめです。
そして、サブスクリプション制には、月払いと年払いがあり、年払いであれば約10%オフで利用することが可能です。
なお、従量課金制とサブスクリプション制のどちらがいいかは、ユースケースによるため、担当者に聞くのがおすすめです。
Bright Data(ブライトデータ)の料金に関して、詳しく知りたい方は、下記の記事を参照ください。
Bright Data(ブライトデータ)の始め方・登録方法
ここでは、Bright Data(ブライトデータ)の始め方や登録方法について詳しく紹介します。
1. アカウントの登録
まずは、Bright Data(ブライトデータ)の公式サイトにアクセスし、「Sign up(サインアップ)」をクリックします。

下記の画面が表示されたら、必要事項を記入し、「アカウントを作成する」をクリックします。

以上で、アカウントの登録は完了です。
2. コンプライアンス認証(本人確認)
アカウント登録ができたら「Sign in(サインイン)」からログインし、左のサイドバーからダッシュボード画面を開きます。

「ローテーション型プロキシネットワーク」における「クリックしてアクティブ化させる」をクリックします。

下記の画面が表示されるため、コンプライアンス認証を進めていきましょう。

なお、下記のサービスを使用する場合は、コンプライアンス認証は不要です。
- Search Engine Crawler(サーチエンジンクローラー)
- Datacenter proxies(データセンター)
- ISP proxies(ISPプロキシ)
Tips: コンプライアンス審査が通りやすくなるコツは?
コンプライアンス認証には審査があるため、合格するためのコツを知りたい方は多いのではないのでしょうか。
担当者に聞いた情報によると、下記の具体的な情報を提供すると、審査に通過しやすくなります。
- 会社の事業内容
- 事業に関連するプロキシ
- データ収集ツールのユースケース
- 実際にアクセスするWebサイト
Bright Data(ブライトデータ)は海外製のツールであるため、英語が苦手な方は担当者にサポートしてもらいながら、手続きを進めるのがおすすめです。
3. 7日間の無料トライアル

Bright Data(ブライトデータ)では、法人であれば7日間の無料トライアルを行うことができます。
アカウントを登録し、コンプライアンス認証フォームを提出すれば、無料トライアルを実施することが可能です。
無料トライアル対象のサービスは、下記のとおりです。
- Data Collector(データコレクター)
- Web Unlocker(ウェブアンロッカー)
- Residential proxies(レジデンシャルプロキシ)
- Mobile proxies(モバイルプロキシ)
なお、本サイトを経由して登録すれば、$50のボーナスが追加されるため、擬似トライアルを実施してみましょう。
4. 支払い方法・残高の追加
支払い方法を登録するには、まずは下記の請求アイコンをクリックしましょう。

「資金を追加」をクリックすれば、残高を追加でき、「プランを変更する」をクリックすれば、料金プランを変更することができます。

Bright Data(ブライトデータ)の使い方・機能一覧
ここでは、Bright Data(ブライトデータ)の使い方の解説ということで、機能について詳しく紹介します。
Data Collector
「Data Collector」では、シンプルな管理画面で大規模なデータを収集できます。
まずは、機能一覧画面から「データコレクター」の「今すぐ開始する」をクリックしましょう。

なお、機能一覧の画面は、左のサイドバーの「ヘルプと開始」の「Bright Dataの使用を開始する」からアクセスできます。

Data Collectorでデータ収集を実施するためには、「self-managed collector」か「managed collector」を選ぶ必要があります。
- self-managed collector: 自分でゼロからCollectorをセットアップする
- managed collector: Bright Dataのエンジニアに作成を依頼する
どちらを選んでも料金は変わりません。

managed collectorはフルマネージド型のサービスで、作成には2営業日ほどかかりますが、コードを書かずにスクレイピングできるため、非エンジニアの方におすすめです。
「Data Collector」に関して、詳しく知りたい方は、下記の記事を参照ください。
Web Unlocker
「Web Unlocker」では、プロキシのパフォーマンスを向上させ、アクセスしたいWebサイトのロックを自動的に解除できます。
成功率はほぼ100%という実績があります。
まずは、機能一覧画面から「ウェブアンロッカー」の「今すぐ開始する」をクリックしましょう。

下記の画面が表示されたら、ターゲットとするWebサイトを入力しましょう。

Search Engine Crawler
「Search Engine Crawler」では、1つの簡単なリクエストで主要な検索エンジンから正確なデータを収集できます。
まずは、機能一覧画面から「サーチエンジンクローラー」の「今すぐ開始する」をクリックしましょう。

下記の画面が表示されたら、ターゲットとするWebサイトを入力してZoneを作成しましょう。

Search Engine Crawlerの機能については、以下の記事を参考にしてみてください。
Data Center proxies
「Data Center proxies」では、 使用量ごと、もしくはIPアドレスごとに料金を支払うことにより、95カ国以上の中からIPアドレスを購入できます。
IPアドレスの種類が豊富にあるため、データ収集の幅を拡大することが可能です。
まずは、機能一覧画面から「データセンタープロキシ」の「今すぐ開始する」をクリックしましょう。

下記の画面が表示されたら、「アクセスパラメーター」を編集しましょう。

Rotating Residential proxies
「Rotating Residential proxies」を使用すれば、エンドユーザーのIPアドレスに見せかけることができるため、プロキシとして識別するのはほとんど不可能です。
また、Bright Data(ブライトデータ)では、世界中で7,200万以上のIPアドレスを提供しているのが特徴です。
ただし、実際のユーザーがIPアドレスをオフにできるデバイスを使用すると、セッション中に利用できなくなるリスクもあることに注意する必要があります。

「Rotating Residential proxies」を利用するには、コンプライアンス認証フォームを提出することから始めましょう。
Mobile residential proxies
「Mobile residential proxies」では、モバイル事業者によって、割り当てられた実際のモバイルIPを使用できます。
Bright Data(ブライトデータ)では、主要なモバイル事業者から、世界中の国や都市をカバーする、700万以上のモバイルIPを提供しています。
「Mobile residential proxies」を利用するには、コンプライアンス認証フォームを提出することから始めましょう。

ISP proxies
「ISP proxies」では、時間や場所を問わず、世界の複数の国々で実際のIPアドレスを保有できます。
なお、ISPとは「Internet Service Provider」の略称であり、インターネットサービスプロバイダのことです。
ネットワークの稼働率はほぼ100%という実績があるため、常に安定して使用できます、
まずは、機能一覧画面から「ISPプロキシ」の「今すぐ開始する」をクリックしましょう。

下記の画面が表示されたら、「アクセスパラメーター」を編集しましょう。

「ISP Proxies」についてはこちらで解説しています。
Zones
「Zones」とは、プラットフォームで使用しているプロキシリクエストをセットで使用するために選択した特定パラメータの名前のことです。
「Zone」では、デフォルトで最大50個まで無料で作成できますが、それ以上必要な場合は 1Zoneあたり$1で利用できます
「Zone」を設定するにあたって、まずは左のサイドバーから「プロキシ」を選択しましょう。

「Zoneを追加」をクリックすれば、「Zone」の構築画面に移動することができます。

Proxy Manager

「Proxy Manager」では、1つのインターフェースで全てのプロキシを管理できます。
Proxy Managerの主要な機能は、下記のとおりです。
- トラフィック全体のライブプレビュー
- ログと統計
- アクセス管理
- IPローテーションとセッション管理
- 帯域幅とコストの最適化のためにトラフィックを分割できる
- 失敗したリクエストを自動的に再試行できる
など
このように「Proxy Manager」を使用すれば、Bright Data(ブライトデータ)のあらゆるネットワークを管理でき、作業効率アップが期待できます。
なお「Proxy Manager」を使用するには、クラウドで使用する方法と、サーバーにアプリをインストールする方法があります。
Proxy Manager Extension(Google拡張機能)
「Proxy Manager Extension」とは、「Proxy Manager」のChrome拡張機能のことです。
Chromeの拡張機能を使用すれば、プロキシを構成したり、操作したりする必要がなくなります。
まずは、左のサイドバーから「プロキシChrome拡張機能」を選択し、「Install」をクリックしましょう。

Chromeストアに移動するため、「Add to Chrome」をクリックすれば、インストールすることが可能です。

【Q&A】Bright Data(ブライトデータ)について
ここでは、Bright Data(ブライトデータ)に関するよくある質問に対する回答を紹介します。
APIはある? → あります!
Bright Data(ブライトデータ)には、さまざまなAPIが搭載されています。
主なAPIは、下記のとおりです。
- Statistics API → Zoneの帯域幅統計を取得など
- Manage your proxies API → 利用可能なデータセンターとISPのIPの量を取得など
- Account management API → 合計残高を取得など
- Certified Partners API → 外部ユーザーを取得など
- Proxy Manager API → プロキシマネージャーのバージョンを取得など
など
この他にもAPIを利用してできることは数多くあるため、Bright Data(ブライトデータ)の公式サイトを参照するのがおすすめです。
ホワイトリストできるIPに制限はある? → ありません!(制限も可)

Bright Data(ブライトデータ)では、ホワイトリストに設定できるIPの数に制限はありません。
他のプロキシサービスでは、ホワイトリストに設定できるIPの数に制限を設けているものもあるため、Bright Data(ブライトデータ)の魅力といえます。
IPホワイトリストは、セキュリティ上の観点から、できる限り設定するのがおすすめです。
Accountがsuspendedになっている場合の対処法は? → 説明します!
アカウント登録が完了した後に、支払い方法が設定されていない場合は、「Suspended」と表示されます。

そのため、ダッシュボードの「Suspended」をクリックし、支払い情報を登録しましょう。

【まとめ】Bright Data(ブライトデータ)を使って情報戦に勝利しよう!
今回は、Bright Data(ブライトデータ)でできることやメリット、料金、使い方について徹底解説しました。
Bright Data(ブライトデータ)を使用すれば、効率よく情報収集を行うことが可能です。
- Bright Dataは安全性や信頼性の高いプロキシサービスを提供している
- Bright Dataを使用すれば、データ収集(スクレイピング)のBAN回避が可能
- Bright Dataでは、現地の担当者にサポートしてもらえる
- 料金プランは、従量課金制とサブスクリプション制の2種類あり
Bright Data(ブライトデータ)には、7日間の無料トライアルもあるため、まずは気軽に始めてみましょう。



















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